はてブもカルト化が進行し、いよいよ本格的に終わりっぽい

もともとはてブでは、政治的に左よりすぎる人や、右よりすぎる感じの人が目についていた。
偏った人が増えていくと、そのコミュニティからは人が離れていく。
常識を備えた一般的な感覚の持ち主は、偏った人たちと同席することを嫌うからだ。

はてなのIRを見ると、UB(ユニークブラウザ数)の減少が顕著になっていて、ユーザー離れが起きていることが明らかになっている。
ユーザー離れが起きると、偏った人たちばかりが後に残るようになり、そのコミュニティはじわじわとカルト化していく。

ここ述べるカルトとは、偏った考えに取りつかれ、異論を受け入れられなくなっている人たちのことを指している。

最近は政治的なカルトに加えて、オタクカルトとでも呼ぶべきものが目につくようになってきた。
具体的には、二次元の性的な表現を偏愛し、それが公的な場に出てくることを批判するフェミニストに対し、攻撃的な姿勢を持った人たちだ。

100〜200程度のブックマーク数の記事に、そういった人たちの姿がよく見受けられるので、総数としてはそこまで多くないのだろう。
けれども、いまのはてブは過疎化が進行しているので、そのくらいの塊でもかなり目立つようになっている。

そうなってくると、カルトと相容れない人はますます離れていき、カルト集団だけが後に残る、という構造が強化されていく。

はてブに限らず、FacebookTwitterでも「いいね」やフォロー機能があることによって、同質の人間が集いやすい構造が存在している。
このため、ネットのコミュニティ上では、カルトが形成されやすいという問題があることは、すでに多くの人が認識しているだろう。

はてブFacebookTwitterと比較すると、はるかに小規模なサービスなので、サービス自体のカルト化が進行しやすく、今のような状況に陥るのは時間の問題だったのだと思われる。

これまで長年使ってきたのでいささかの愛着はあるが、そろそろ別のサービスに移り、様々な記事にコメントするという趣味を継続していこうかと考えている。