収益が伸びた活動と、伸びなかった活動

ここ数年、個人活動に割く時間を増やし、いくつかの事に取り組んでいたのだけれど、時間が経過するにつれ、活動ごとの収益に明確に差がついてきた。

伸びているのはスマホタブレット向けのアプリで、年を追うごとにユーザー数が増え、収益が伸び続けている。
作ったのはツール系のアプリで、主に買い物の際に使用するものだ。
その点で使いやすいと評価されており、コンスタントにダウンロードされ続けている。
それほど多額の収益が上がっているわけではないけれど、開発はほぼ完了しており、3ヶ月に1回くらいのペースでメンテナンスをするだけでよいので、効率よく収益が得られるようになっている。

それに比べると、文章を書く方はいまひとつだ。
ブログの運営と電子書籍の出版をしているのだけれど、アクセス数が頭打ちになっており、電子書籍も出版してから数ヶ月がたつと収益が落ちていく傾向にある。
文章は一度読まれるとそれで終わりで、同じものを何度も見せて収益を得ることはできない。
だから消費される先から供給していく必要があるのだけど、それを続けることによって、労力に比例する収益が得られるわけではないので、個人で一定以上の規模に伸ばしていくのはかなり難しいと感じた。

文章を書く上でいろいろなことを調べ、知識を増やし、考察するのは、頭を鍛える上で役に立っているので、さほど収益が得られなくとも、無駄になっているということはない。
けれども、収益には結びつきにくいのは確かなので、それを目的として取り組むのはやめておいた方がよいのだろう。

個人活動では時間や労力に限りがあるので、収益を得る上では、消費されきることがなく、収益性が高くなりやすいツールの制作をメインにするのがいいようだ。